テレビ通販の広告代理店トライステージ(東証マザーズ)、売上高342億、対前年3割以上の伸び

テレビ通販を扱う広告代理店の株式会社トライステージは、平成22年2月期決算短信を発表した。

【22年2月期の業績】
売上高 342億5300万円(対前期増減率 35.8%増)
営業利益 36億1800万円 (同 77.6%増)
経常利益 36億2200万円 (同 80.1%増)
当期純利益 21億1000万円 (同 83.3%増)

同社の既存顧客企業、新規顧客企業のテレビ通販事業が総体的に堅調に推移し「メディア枠提供」におけるテレビ番組放送枠やテレビCM放送枠の取扱、「表現物制作」におけるテレビ番組制作やテレビCM制作、「受注管理」におけるコールセンターオペレーションの取扱が、前事業年度に引き続き増加。ダイレクトレスポンス手法による商品・サービスの販売を試みるダイレクトマーケティング実施企業に対する、商品開発、表現企画、媒体選定、受注、顧客管理の各局面でのソリューション提供に努め、新規顧客企業に対する成長支援を行ったことが、売上高の前年同期比35.8%増につながった。

今後は、新しい業種に対してのダイレクトマーケティング支援活動の推進、テレビCM取扱額の拡大により、既存事業のさらなる拡大を進め、クロスメディア展開の推進、コールセンターオペレーション等の受注業務や、物流・決済業務等のソリューションサービスの強化、人員の増強を行う予定。

また同社は、組織改編を発表。

【組織改編】平成22年4月1日付
テレビを中心としたマスメディア業務の効率化、ビジネス開発の強化を行う営業推進部を新設。また、事業推進の効率化を図るとして、営業管理部の所管業務に営業計画、各種業務データの収集・分析、各種業務システムの開発を加え、営業統括部に改称する。