アドウェイズ、2024年12月期決算は減収減益 利益面はいずれも大幅減益で純利益は赤字転落

株式会社アドウェイズは、2024年12月期通期の連結業績(2024年1月1日~2024年12月31日)を発表した。
 
【連結経営成績】
売上高   :126億8400万円(前期比 6.2%減)
営業利益  :1億6600万円( 同 81.9%減)
経常利益  :5億300万円( 同 61.6%減)
当期純利益 :マイナス4億7300万円(前期 9億6600万円)
 
同連結会計年度の同社グループは、全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」における広告需要、マンガアプリを提供する広告主の広告需要は増加したものの、ゲームアプリを提供する広告主、金融関連の広告主の広告需要が減少したこと、中国及び台湾におけるアプリ広告の広告出稿が減少したこと等により、売上高は軟調な推移となった。
 
アドプラットフォーム事業においては、PC向けアフィリエイト広告サービス「JANet」でのカードローンやクレジットカード等の金融関連の広告主の広告需要が減少したものの、全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」の広告効果が評価されたこと等により、ブランド広告を展開する広告の獲得が進んでおり、広告需要は拡大した。この結果、事業売上高は41億3323万円(前年同期比1.4%増)となった。
 
一方、今後の更なる事業の拡大に向けた人員体制の強化等を行った結果、販売費及び一般管理費が増加したため、セグメント利益は7億8195万円(同41.1%減)だった。
 
エージェンシー事業においては、マンガアプリを提供する広告主の広告需要はやや増加したものの、ゲームアプリを提供する広告主の広告需要が減少。海外では、台湾のブランド事業は広告需要がやや増加したものの、台湾及び中国のアプリ事業では広告需要が大幅に減少した。この結果、事業売上高は71億7289万円(同9.2%減)、セグメント利益は11億5448万円(同24.9%減)となった。
 
〈今後の見通し〉
2025年12月期は売上高117億円、営業利益2000万円、経常利益1億7000万円、当期純利益2000万円を見込んでいる。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250207567219.pdf