わかもと製薬、2024年3月期決算を発表 営業・経常利益は赤字に

わかもと製薬株式会社は、2024年3月期通期の業績(2023年4月1日~2024年3月31日)を発表した。
 
【経営成績】
売上高   :77億3800万円(前期比 10.6%減)
営業利益  :マイナス1億9500万円(前期 1億4100万円)
経常利益  :マイナス1億6100万円( 同 2億4200万円)
当期純利益 :1億800万円(前期比 21.2%減)
 
ヘルスケア事業では、インバウンド需要の取り込み、店頭でのプロモーション活動やSNSを活用した広告宣伝による認知拡大を図った。また、これまで企業努力により原材料・エネルギー価格の高騰に対応してきたが、2023年10月に32年ぶりに主力製品である「強力わかもと」の価格改定を行った。

このほか、通販では女性特有の悩みに寄り添うことを目的にフェムテックブランド「フェミフローラ」の育成を行った。結果的に、戦略的な広告宣伝費の抑制による通販事業での「アバンビーズ オーラルタブレット」の売上減少があったものの、主力製品の「強力わかもと」の売上増加により、同事業の売上高は24億5200万円(前期比22.5%増)となった。
 
また、中国越境ECビジネスでの代理店との協働等の営業活動を実施したグローバル事業の売上高は、17億1800万円(同14.9%減)だった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240515598224.pdf