エイチーム、2024年7月期2Q決算を発表 EC事業の自転車小売事業譲渡による減収が響く

株式会社エイチームは、2024年7月期第2四半期の連結業績(2023年8月1日~2024年1月31日)を発表した。
 
【連結経営成績】
売上高    :119億1500万円(前年同期比 17.7%減)
営業利益   :マイナス1億8500万円(前年同期 2億1000万円)
経常利益   :マイナス1億3300万円( 同 2億1900万円)
四半期純利益 :マイナス1億9300万円( 同 マイナス1億5100万円)
 
ライフスタイルサポート事業は、ブライダル事業、自動車関連事業、人材メディア事業及び保険代理店事業などが好調に推移したものの、引越し関連事業の一部や金融メディア事業の減収が影響し、同四半期の事業売上高は前年同期比で減収となった。この減収による減益や、結婚式場サイト「Hanayume(ハナユメ)」における広告費用増などにより、セグメント利益も前年同期比で減少している。
 
エンターテインメント事業も前年同期比で減収減益。利益面は前年同期の黒字からセグメント損失5100万円と赤字に転落した。
 
EC事業では、「lujo(ルジョー)」及び「OBREMO(オブレモ)」において顧客数が順調に増加し増収するも、2023年3月に自転車小売事業を譲渡したため、前年同期比では大幅な減収となった。利益面については、この自転車小売事業の譲渡によりその運営費用が減少したことに加え、「lujo」が3四半期連続の黒字となったため、前年同期比で損失が大きく縮小した。この結果、同四半期の事業売上高は11億5100万円(前年同期比52.6%減)、セグメント損失は9300万円(前年同期は2億6600万円の損失)となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240307550378.pdf