テモナ、2023年9月期決算を発表 利益面の赤字幅が縮小

株式会社テモナは、2023年9月期通期の連結業績(2022年10月1日~2023年9月30日)を発表した。
 
【連結経営成績】
売上高   :23億4100万円(前期比 3.9%増)
営業利益  :マイナス8300万円(前期 マイナス1億9500万円)
経常利益  :マイナス7600万円( 同 マイナス1億9400万円)
当期純利益 :マイナス1億2700万円( 同 マイナス1億7500万円)
 
サービス利用アカウント総数や流通総額が減少したものの、システムの受託開発収益などが拡大するとともに、エンジニアリング事業の収益も加わり売上高は前期比3.9%増の23億4102万円だった。

売上原価は、受託開発収益の増加に伴い外注費が増加したことや、エンジニアリング事業の原価が加わったことから、11億869万円(前期比15.5%増)となっている。販売費及び一般管理費は、採用費やAIS株式会社及びサックル株式会社に対する株式取得関連費用が減少し、13億1606万円(同11.7%減)となった。
 
主力のEC支援事業では、「サブスクストア」「たまごリピート」のサービス利用アカウント総数は959件(同6.9%減)と減少。アカウント数の減少からリカーリング収益は減少したものの、「サブスクストア」のカスタマイズ等の受託開発収益が伸張したことから、両サービスの売上高は11億4421万円(前期比1.1%増)となった。

同事業全体の売上高は18億7896万円(同2.3%減)、セグメント損失は1億1340万円(前期はセグメント損失1億3839万円)となっている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231113587881.pdf