プレミアアンチエイジング、2023年7月期決算は減収減益 売上高は前期比22%減、利益面はいずれも赤字で着地

プレミアアンチエイジング株式会社は、2023年7月期通期の連結業績(2022年8月1日~2023年7月31日)を発表した。
 
【連結経営成績】
売上高   :264億円(前期比 22.1%減)
営業利益  :マイナス6億1100万円(前期 24億1400万円)
経常利益  :マイナス6億3100万円( 同 25億7200万円)
当期純利益 :マイナス7億3300万円( 同 14億2400万円)
 
同事業年度において、主力商品である「デュオ」ブランドでは、ディズニーとのコラボ商品「デュオ ザ マーメイド クレンジングバーム」やインバウンド需要の獲得を目指した新商品「デュオ ザ クレンジングバーム 抹茶」等を投入し、新規顧客の獲得を図るとともに、商品価値の理解を促進するコミュニケーションを通じ、新規及び既存顧客へのアプローチを強化してきた。しかしながら、クレンジング市場全体でバーム剤型からオイル剤型へのシフトが継続していること、低価格バーム商品への流出が続いていることなどが要因となり、売上高は通信販売・卸売販売ともに減少した。
 
「カナデル」ブランドは、オールインワン市場の競争環境が激化したものの、訴求力の高い医薬部外品の「プレミアバリアフィックス」や「プレミアホワイト」を中心に、前期比で着実に売上を伸ばしたほか、第4四半期には、「プレミアリフト」を医薬部外品化したリニューアル商品を卸売チャネルに加え通販チャネルに展開開始した。
 
「クレイエンス」ブランドは、テレビCM等のマスマーケティングを活用したメディアミックス戦略により認知度が高まり、通信販売・卸売販売のチャネルを通じて年間売上高が20億円を上回るなど力強い成長を見せた。直近では、医薬部外品の泡状白髪カラー「クレイスパクイックカラー」やスカルプケアシリーズのテストマーケティングを開始し、総合的なヘアケアブランドとしての育成を図っている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230914554657.pdf