ユーグレナ、2023年12月期2Q決算を発表 売上高は前年同期比5.7%増も経常・純利益で赤字拡大

株式会社ユーグレナは、2023年12月期第2四半期の連結業績(2023年1月1日~2023年6月30日)を発表した。
 
【経営成績(累計)】
売上高    :228億500万円(前年同期比 5.7%増)
営業利益   :マイナス7億6000万円(前年同期 マイナス14億2200万円)
経常利益   :マイナス6億3900万円( 同 マイナス5億9700万円)
四半期期純利益:マイナス9億1400万円( 同 マイナス4億6500万円)
 
同四半期において、主力事業であるヘルスケア事業では、成長ブランドの創出に向けて、新たなスキンケアブランド「NEcCO(ネッコ)」のローンチ、前連結会計年度にローンチした新ブランドの育成、既存ブランドの商品ラインアップの拡充等に取り組むとともに、顧客ロイヤルティの向上、チャネル販売力の強化、コストシナジーの創出に向けた施策を推進した。
 
また、直販において、広告クリエイティブや広告手法の見直しにより投資効率の改善に取り組みつつ、広告投資を慎重にコントロールしながら継続した結果、グループ定期顧客数が増加に転じた。このほか、2022年7月1日に連結子会社化した株式会社はこも収益に貢献し、セグメント売上高は205億1000万円(前年同期比1.4%増)となった。

セグメント損益においては、キューサイ株式会社の連結子会社化に伴う棚卸資産のステップアップにより計上した含み益の費用化処理は前連結会計年度で完了。同四半期は、キューサイの連結子会社化等の過去のM&A案件に伴う無形固定資産及びのれん等の償却費11億3200万円を計上し、その結果セグメント利益は7億2400万円(前年同期はセグメント損失1億2200万円)となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230814542034.pdf