OEMとは?メリット・デメリット、OEM事例例やODMとの違い等を平易に解説、OEM会社11選

OEMとは、「Original Equipment Manufacturing(Manufacturer)」の頭文字をとった略語になり、他社ブランドの商品を製造する委託生産のことで、依頼企業の商品名で販売するので、コンビニのプライベートブランドもOEM企業が製造しています。

このように、コンビニの例で紹介しましたが、その他にも自動車、アパレル、健康食品、サプリメントなど幅広い業界でOEMを導入されています。

本記事では、OEMの概要、メリット・デメリット、OEMとODMの違い、OEM商品例を詳しくご紹介します。

自社で製品開発ノウハウを持ち合わせていないケースでも、OEMであれば、企画を持ち込み、開発を依頼できます。OEMを検討中のネットショップ事業者、担当者も、ぜひ参考にしてみてください。

 

1.OEMとは

冒頭でも紹介した通り、OEMとは、「Original Equipment Manufacturing(Manufacturer)」の略語になり、他社ブランドの製品を製造する受託生産や受託業者を指しており、コンビニのプライベート商品をはじめ、アパレルや家電などさまざまな製品で導入されています。
なお、OEMには、以下のように大きく分けて2つの形態があります。

・OEMパターン1:完成品、半完成品を相手先のブランド名で製造
受託企業側が仕様を決め、開発した製品を、相手先のブランド名で供給する形態になります。

下請製造と混同しやすいですが、受託企業側がすでに開発した製品もしくは仕様などを決めた製品を、相手先企業へ売り込む点で大きく異なります。

相手先(委託先)企業にとっては、受託企業の提案する商品に魅力があれば、商品開発の手間を省くことができ、小資本でも自社ブランドを展開できます。後ほど紹介するODMに近い形態となります。

OEMパターン2:企業が受託企業に対して、自社ブランドの製造を委託する
さきほど紹介した形態は、受託企業が企画・開発する製品を、相手先企業のブランド名で供給しました。しかし、今回のケースでは、相手先企業(ブランド側)が製品の仕様を決め、受託企業へ製造を依頼します。この場合、相手先企業がOEM受託企業と契約を交わし、仕様書・原料などをOEM受託企業へ提供します。

1-1.OEMで委託するメリットとは

OEMで委託するメリットは、大きく分けて、次の3つです。

①製造コストを抑え小資本で自社オリジナル商品を展開できる
製品を製造するためには、通常、工場や製造設備への投資が必要であり、多額の費用が必要となります。これまでは、製品の企画や販売力に優れていても、工場や設備投資に課題があり、製造を断念しなければならないケースが多々ありました。
しかし、OEMが普及し始めたことで、自社で工場や製造設備を抱えなくても、製造部分だけを外注できるわけです。

つまり、製造コストを大幅に抑え、小資本で自社オリジナル商品を展開できるようになりました。極端な例ですが、商品の魅力的な企画立案さえ自社で行えば、製造部分は外注できるため、より気軽に製品製造に参入できます。

②在庫を抱える心配が少ない
OEM受託企業の多くは、小ロットでの生産から対応している場合が多く、自社で大量の在庫を抱える心配が少ないでしょう。

商品の需要に応じて、OEM受託企業へ生産を依頼する形であり、生産量をコントロールしやすい特徴があります。小資本であり、在庫を抱えるリスクが少ないため、これまでなら製品製造に課題を抱えていた企業も参入しやすいというわけです。

③商品の企画や販売に専念できる
製品の自社生産を進める場合、当然ですが、製造設備や人材の確保など、多くの経営資源を投下しなければなりません。しかし、OEM生産であれば、製造設備、人材の確保に経営資源の多くを投下する必要がなくなり、商品の企画や販売に資源を回すことができます。
これにより本来集中すべき、販売やマーケティングにも注力でき、より効率良くPDCAサイクルを回せるというわけです。
OEM生産を導入すれば、効率の良い商品販売戦略、ブランディングも可能となります。

1-2.OEMを活用しないデメリットとは

OEM生産を活用しないデメリットですが、製造ラインをはじめたとした設備投資や人材の確保が必要であり、コストが膨らみやすいでしょう。当然、商品の企画や販売のみならず、生産体制の維持に多くの経営資源を投下することとなり、負担を強いられます。

また、製品の製造、販売まで辿りついても、商品が売れなければ、多くの在庫を抱えてしまうリスクも懸念材料です。OEMで委託すれば、自社で製造設備を構える必要はなく、OEM受託企業側が、製造ノウハウを有しているため、このような心配はありません。

 

2.OEMとODMの違いを分かりやすく解説

OEMと似たような言葉に「ODM」があります。

ODMとは、「Original Design Manufacturing」の略となり、依頼主は商品の企画段階から、受託企業へ依頼します。

OEMでは、商品の企画は依頼主が行い、製造のみをOEM受託企業へ依頼するケースが多いですが、ODMでは企画段階からサンプル完成まで、一貫対応します。

そのため、自社で商品を企画する必要がなくなり、大幅に作業工数を削減可能です。

また、自社で商品開発を進めるためのデザイナーの確保も必要なくなり、人件費も大幅に削減できます。

「商品を提供する目的・コンセプトを伝えて、商品の企画から全てお任せしたい」

「商品の企画段階から、投下できる予算に限りがある」

このようなケースでは、OEMではなくODMへの依頼が適する場合もあります。

 

3.OEM事例

実際にどのようなOEM商品が存在するのか、自動車、アパレル、化粧品、健康食品、サプリメントと4業界から紹介します。

3-1.自動車のOEM事例

まずは自動車業界におけるOEM事例から解説します。

自動車業界の場合「OEM車」とも呼ばれ、自動車メーカーA社が開発・製造した車を、提携する自動車メーカーB社が自社ブランドとして販売することはかなり広く行われています。

自動車業界では珍しくない事例で、OEM車を販売するメーカーにとっては、開発コストを抑えて、販売車種のラインナップを確保できるメリットがあります。

また、OEM受託企業側からすると、自社の生産台数増加によって、販売利益の増加や生産性の向上が得られます。

(1)ダイハツ工業株式会社 ロッキー

引用元:Rocky |ダイハツ工業株式会社

ダイハツ工業株式会社は、トヨタグループ傘下として、トヨタ自動車株式会社や株式会社スバル向けに、車両やエンジンを供給しています。
ダイハツ工業株式会社のOEM受託企業の歴史としては、1969年トヨタ車の受託生産からスタートしました。

また、2009年より株式会社スバル向けにOEM供給するなど、現在に至るまで、OEM受託企業として事業を拡大しています。

直近の事例では、2019年11月15日コンパクトSUVであるダイハツ「ロッキー」を、トヨタ自動車「ライズ」としてOEM供給で発売。いわゆる兄弟車としてダイハツ、トヨタ双方からラインナップしています。

現在トレンドであるSUVであり、そして最小回転半径5.0mと取り回しが良く、室内空間も確保され、発売1ヶ月で目標の約8倍を受注しました。

トヨタ自動車株式会社「ライズ」、ダイハツ工業株式会社「ロッキー」ともに、販売台数が伸びています。ダイハツ工業株式会社が軽自動車分野で培ったノウハウを注ぎ込むことで、より魅力的なコンパクトSUVとして、人気を集めているのです。

(2)スズキ株式会社 ワゴンR

引用元:WAGON R|スズキ株式会社

1993年9月に発売されたスズキの代名詞として知られる軽自動車「ワゴンR」。

1987年にはマツダ株式会社との軽自動車生産協力を発表したことで、このワゴンRについても、マツダへ「フレア」という車名で供給されています。現行モデルについては、2017年にスズキ ワゴンRが6代目を迎えたことで、マツダのフレアについても2代目に進化しています。
2021年5月時点の月間販売台数は、ワゴンRが3,816台に対して、フレアは301台と控えめですが、軽自動車のラインナップが少ないマツダにとっては、貴重な戦力であることは間違いありません。

このように、自動車メーカーにおいては、開発ノウハウが確立されていないジャンルへの参入で、OEM受託企業へ生産を依頼するケースがみられます。

また、OEM受託企業としても、自社の認知度拡大や車両販売台数アップにも貢献するため、メリットが大きいです。

3-2.アパレルのOEM事例

次に、アパレル業界のOEM事例についてご紹介します。

アパレル業界においては、その年によってトレンドが大きく移り変わるため、いち早く情報をキャッチし商品化する、スピーディーな生産体制が必要です。

必要に応じて、OEM受託企業と連携することで、トレンドをおさえたスピーディーな商品販売を可能にします。

(1)株式会社島田 レザーキャスケット帽子

引用元:【OEM事例12】アパレルT社様のレザーキャスケット帽子OEMのケース|株式会社島田

香川県に本社を構える株式会社島田では、アパレルのなかでも、オリジナル帽子のOEM・ODM受託に対応しています。今回は、株式会社島田のOEMのなかから、レザーキャスケット帽子の事例を紹介します。

アパレルT社様から、縫製の下準備、パーツの縫い合わせ、ツバの作製、手縫いによるリボンの装飾など、熟練の職人でなければなし得ないオリジナル帽子についてOEM委託をされました。
通常使用する革の厚み(0.5〜0.8mm)よりも分厚い1.3mmの素材でご依頼されたケースになり、革が厚いことから、縫製の難易度も高く針が届きにくい、縫い目が飛び出しやすいという特性があり、各作業において職人の微調整が必要でした。また、サンプル品の提出後に「ステッチなしの部分を作りたい」「ネームタグの位置を変えたい」などいくつかのご要望があったとのことです。

株式会社島田は、他社では縫製が難しい今回のような革素材であっても、職人の高い品質によって、柔軟に対応でき、最終的な仕上がりにお客様も満足され、100個程度の発注をいただけたそうです。

このように、職人の技術力によって他社と差別化しているOEM受託企業も見受けられます。

(2)株式会社テラオエフ 春物トレンチコート

引用元:事例紹介(14)旧正月で工場ストップ。春物トレンチコートを2週間で仕上げて!|株式会社テラオエフ

株式会社テラオエフは、国内に自社縫製工場があり、縫製から、ボタンホールボタン付け、仕上げプレスまで一貫対応しています。
受注から裁断、縫製、検品、納品までの品質管理を一元化することで、高い品質を安定的に供給しているそうです。また、アパレル出身のデザイナーやパタンナーが多数在籍しており、最新トレンドなどの情報収集も踏まえて、企画や素材の提案も可能となります。

今回は、株式会社テラオエフの実績のなかから、春物トレンチコートの事例をご紹介します。

ご依頼主は、人気セレクトショップ向けオリジナルアパレルブランド様になり、
ヒアリングをすると、春物トレンチコートを依頼していた中国の縫製工場が、生産スタートのタイミングで旧正月による工員帰省の影響を受け、お手上げ状態に。
このままでは、中国の旧正月にずれ込んでしまうという懸念から、生産をストップ。
緊急で対応できるOEM受託企業はないかとご相談を受けたそうです。

株式会社テラオエフとしても、非常部パーツが多く、ディティールが複雑なトレンチコートのご依頼とあって、初めは躊躇されたそうです。

しかし、中国の縫製工場の品質を目の当たりにし、ご依頼主様の現状を不憫に思い、会社一丸となって立ち上がりました。

結果として、自社工場直結だからこそのスピーディーな対応で、ご依頼主様の納期に間に合い、250枚を納品されたそうです。

ご依頼主様からは、プロジェクトスタートから14日のスピードだけでなく、縫製の品質についても満足いただけたとのことです。

このように、株式会社テラオエフは、緊急的な依頼であっても、ベテラン職人のノウハウ、国内工場だからこそのスピードで対応しています。

3-3.化粧品のOEM事例

次に化粧品業界のOEM事例を紹介します。

(1)株式会社 美粧ケミカル 特産品を使った化粧水

引用元:スキンケア製品のOEM製造事例一覧|株式会社 美粧ケミカル

株式会社 美粧ケミカルは、創業80年、大阪に本社を構える基礎化粧品を中心としたOEMメーカーになります。主にスキンケア製品、ボディケア製品、ヘアケア製品などオリジナル化粧品のOEMに対応しています。また、本社工場のほか寝屋川工場も稼働しており、小ロットの生産についても柔軟に対応可能できます。

今回は、美粧ケミカルの実績のなかから、特産品を使った化粧水の事例を紹介します。
ご依頼主様からは「地元の特産品を生かして化粧水をつくりたい」とのご要望がありました。
そこで、美粧ケミカルでは、産地限定植物原料のリサーチからスタートし、さまざまな原料をリサーチし、該当するものを発見しました。そして、発見した原料を高配合し、地域色だけでなく、使い心地にも配慮した製品の開発に成功しました。

(2)株式会社コスメテックジャパン 化粧品新規参入

引用元:OEM/ODM受託事例のご紹介|株式会社コスメテックジャパン

大阪に本社を構える株式会社コスメテックジャパンは、西欧医学を取り入れた売薬製造業を1885年(明治18年)より開始しております。130年もの歴史を誇り、化粧品に関するビジネススキーム提案・オリジナル原料提案・商品提案など、OEM、ODMメーカーとして知られています。4つの自社研究所を保有しており、それぞれの専門分野に特化した研究員が、依頼主の求める化粧品に高い品質で応えています。

今回は、株式会社コスメテックジャパンの実績のなかから、異業種からの化粧品新規参入事例を紹介。

依頼主様は、異業種から化粧品業界への新規参入を検討されており、どのような商品を開発すればよいのか不安を抱えた状態だったそうです。

新規参入を検討されるA社様に入念なヒアリングをし、別事業の強みとなっている素材を今回の化粧品に活かせないかご提案させていただきました。
ターゲットや処方の選定、市場展開方法、販促・広告イメージまで一貫対応し、結果的には、A社の化粧品事業を本格的にスタートさせることができました。

3-4.健康食品・サプリメントのOEM事例

続いて、健康食品・サプリメントのOEM事例を紹介します。

(1)株式会社Held

引用元:OEMのご案内|株式会社Held

東京に本社を構える株式会社Heldは、化粧品・健康食品に特化したOEM受託企業になり、原料の企画、配合処方、製品仕様設計、試作、工場の選定、各種認証取得申請代行、製品化、販売促進に至るまで一貫対応が特徴です。
全国各地に多数の協力工場があり、お客様のご要望(提供価格帯・成分の有効性・商品の独自性)に応じて、最適な工場を選んでいただけます。

また、健康食品では当然となる、以下のリーガルチェックに関しても、全て対応可能です。

・商標調査、申請
・関連法規サポート
・成分分析、放射性物質検査(外部委託)

以下の商材で実績が豊富です。

【取扱商材事例】
・打錠
・ハードカプセル
・ソフトカプセル
・顆粒
・分包ゼリー/分包ドリンク
・スキンケア
・UVケア
・頭皮ケア・ヘアケア
・美容液
・マスク

(2)パワフル健康食品株式会社

引用元:パワフル健康食品株式会社

長野県に本社を構えるパワフル健康食品株式会社は、健康食品のOEMまたはPBの受託製造を得意としています。

食品安全マネジメントシステムISO 22000:2005、健康補助食品GMPの両方を認証取得しており、安心安全な製品を提供しております。

また、自社製造工場を保有しているため、お客様のご要望に応じて、小ロット・大量ロットなど柔軟に対応してくれます。

創立39年の信頼と実績があり、以下のように、さまざまな形状の健康食品を依頼できます。

【取扱商材事例】
・ゼリー・ジュレ
・打錠
・トロミ・ペースト形状
・粉末(顆粒)
・ソフトカプセル
・ハードカプセル
・糖衣粒
・グミ
・ドリンク瓶

 

4.委託できる業界別OEM会社一覧

OEM受託企業における業界別の会社一覧をご紹介します。現在、OEMを検討中の場合には、ぜひ参考にしてみてください。

4-1.アパレル

アパレルブランドにおけるOEM受託企業は次の通りです。

(1)株式会社島田
業界ではそう多くはない、オリジナル帽子に特化したOEM受託企業になります。
他社では取り扱いが難しい本革素材などでも、熟練の職人が一つひとつ丁寧に仕上げることで、オーダーメイド商品のOEMも可能です。帽子づくり一筋82年の実績をもっております。

(2)株式会社テラオエフ
株式会社テラオエフは、100年以上の歴史をもつ国内自社縫製工場を保有しています。
コスト重視でOEMを依頼したい場合には、高品質な中国生産を選択できるなど、対応能力も柔軟です。また、アパレル出身のデザイナーやパタンナーが在籍している点も、見逃せません。

(3)株式会社SKjapan
株式会社SKjapanは、中国に2つの提携工場をもつアパレルに特化したOEM受託企業です。仕様書不要で、欲しい商品の企画とデザインをお打ち合わせ後、最短3日でサンプルが届くという迅速な対応が特徴的です。

(4)株式会社ティーオー
サンプル生産で最短3日、通常生産であっても7日とスピーディーな対応が魅力的なアパレルOEM受託企業です。50枚の小ロット生産も可能なので、予算を抑えて、アパレル商品の製造を依頼したい場合にも非常に便利です。

4-2.化粧品

次に化粧品に特化したOEM受託企業一覧です。

(1)株式会社 美粧ケミカル
株式会社 美粧ケミカルは、大阪に本社をおき、創業80年の歴史を有するOEM受託企業になり、年間約1,000件の試作を行い、スキンケア製品、ボディケア製品、ヘアケア製品と幅広い製品に対応しています。
老舗原料メーカーと提携しているため、オリジナル原料の開発から依頼できる点がポイントとなります。

(2)株式会社コスメテックジャパン
株式会社コスメテックジャパンは、130年という歴史を保有しており、4つの自社研究所をフル活用することによって、お客様の要望に応えています。また、英語・中国語対応の自社スタッフが在籍しており、世界13か国以上で、ビジネスを展開しております。だからこそ、海外規制を考慮した処方作成、輸出申請の手続きまで対応しています。

(3)株式会社ヨネキチ
創業30年の実績を有する株式会社ヨネキチは、化粧品やサプリメントのOEM受託企業として、安心・安全、信頼される商品づくりに力を入れています。
提携工場は、原材料の受け入れから製造、出荷まで全ての過程で、安心・安全を証明する製造工程管理基準「GMP認定」を取得しています。

(4) 株式会社天真堂
株式会社天真堂は、通販化粧品OEM市場に非常に多くの実績を有しており、成長市場であるメンズビューティーや中国化粧品市場などトレンドにも強みがあります。
1,000個からの小ロット対応も可能なので、在庫リスクを抱えたくないスタートアップにもおすすめです。

4-3.健康食品・サプリメント

次に、健康食品・サプリメントに強みをもつOEM受託企業の紹介です。

(1)株式会社Held
株式会社Heldは、健康食品・化粧品におけるOEM受託企業で、製品プロデュース、企画提案、原料の選定・調達、販促支援に至るまで、手厚いサポートが魅力的です
健康食品の有効性についても、第三者機関からの認証を適時・適正に取得しています。

(2)パワフル健康食品株式会社
パワフル健康食品株式会社は、創立39年の歴史があり、ISO22000・健康補助食品GMP取得済みの自社工場で製品企画・開発から製品化まで一貫対応が魅力となります。
自社工場のため、小ロット、大量ロット問わずに柔軟に対応可能です。

(3)キューオーエルラボラトリーズ株式会社
キューオーエルラボラトリーズ株式会社は、 流通総額300億円以上のOEM実績を有し、健康食品、サプリメントの受託製造を依頼できます。
お客様の要望に応じて、原料選定から処方組み、表示、パッケージングまでお任せ可能。

 

5.まとめ

本記事では、OEMの概要、メリット・デメリット、ODMとの違い、OEMの事例などを体系的にご紹介しました。小資本で自社オリジナル商品を展開できる、在庫リスクを抱える心配が少ないなど、多くのメリットが存在します。
特に、スタートアップやベンチャー企業など、予算を抑えて自社商品のラインナップを充実させたい場合には、ぜひ参考にしてみてください。