フジッコ、2023年2Qおよび通期の業績予想を下方修正 エネルギー・原材料コストの上昇や豆製品の低迷が影響
フジッコ株式会社は、2023年3月期第2四半期および通期の業績予想(2022年5月13日発表)について、修正数値を発表した。
【2023年3月期第2四半期 連結業績予想数値の修正(2022年4月1日~2022年9月30日)】
売上高 : 263億円(前回発表 270億円)
営業利益 : 5億3000万円( 同 10億円)
経常利益 : 7億円( 同 11億円)
四半期純利益: 5億4000万円( 同 7億5000万円)
【2023年3月期通期 連結業績予想数値の修正(2022年4月1日~2023年3月31日)】
売上高 : 546億円(前回発表 553億円)
営業利益 : 18億円( 同 32億円)
経常利益 : 20億円( 同 34億5000万円)
当期純利益: 18億円( 同 24億円)
経営品質の優れた“ニュー・フジッコ”の実現に向け、ブランド価値の強靭化と工場運営の改革に取り組むとともに、DXを推進。ブランド価値の強靭化では、「ふじっ子煮 おやさい昆布」をはじめ新商品3品の上市とともに、「フルーツセラピー」シリーズの発売20周年記念キャンペーン、「ふじっ子煮」「おばんざい小鉢」「カスピ海ヨーグルト」の認知率向上のためのTVCMの集中投下等に取り組んだ。しかしながら、ウクライナ情勢や円安に伴うエネルギー・原材料コストの上昇が想定を上回っていること、豆製品の低迷、4月から8月にかけてのヨーグルト製品の前期からの反動減などが響いて収益性が低下し、2023年3月期第2四半期および通期の業績は前回発表予想を下回る見込みとなった。