CARTA HOLDINGS、先行投資で広告宣伝費が増加し2022年2Q決算は増収減益に

株式会社CARTA HOLDINGSは、2022年12月期第2四半期の連結業績(2022年1月1日~2022年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :131億7600万円(前年同期比 4.3%増)
営業利益   :17億7600万円( 同 39.6%減)
経常利益   :24億6000万円( 同 25.5%減)
四半期純利益 :23億5800万円( 同 6.4%増)

売上高は131億7600万円(前年同期比 4.3%増)と堅調に増加したが、テレビCMプラットフォーム「テレシー」やD2C領域への積極的な先行投資で広告宣伝費が増加し、営業利益・経常利益は大きく減少した。一方で投資有価証券売却益による特別利益を計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は6.4%増となった。
マーケティングソリューション事業では、運用型広告や販促・EC関連サービスへの取り組みに加え、自社商材・ソリューションの販売拡大等による新たな収益源の獲得や販売体制の強化への取り組みを行ってきたが、大手広告主の広告出稿需要が落ち込んだこと等により、事業売上高は60億6500万円(前年同期比2.6%減)となった。
一方でアドプラットフォーム事業は、顧客企業の需要を取り込み堅調に推移し、事業売上高は37億800万円(前年同期比19.2%増)となった。
コンシューマー事業は、積極的な先行投資を行ってきたことで、事業売上高は34億2800万円(前年同期比4.0%増)だったが、マイナス1億6800万円(前年同期はセグメント利益2億4600万円)となった。