フジ・メディアHD、2021年3月期決算は減収減益 メディアコンテンツ事業・都市開発事業がともに不調

株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、2021年3月期通期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :5199億4100万円(前年同期比 17.7%減)
営業利益  :162億7400万円( 同 38.2%減)
経常利益  :222億9500万円( 同 36.0%減)
当期純利益 :101億1200万円( 同 75.5%減)

メディアコンテンツ事業が前期比14.7%減収、都市開発・観光事業が同31.3%減収となり、全体では前年同期比17.7%減収となった。
これにともない営業利益・経常利益も大きく減少。特別利益に計上した投資有価証券売却益が増加した一方で、前連結会計年度に計上した厚生年金基金代行返上益の反動減や特別振夫に計上した減損損失の増加などにより、大幅な利益減となった。