トライステージ、2021年3Q決算は売上微減ながら株式売却益などで利益3倍増に

株式会社トライステージは、2021年2月期第3四半期の連結業績(2020年3月1日~2020年11月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :362億4100万円(前年同期比 6.3%減)
営業利益   :10億4200万円( 同 192.0%増)
経常利益   :10億8900万円( 同 262.6%増)
四半期純利益 :6億5500万円( 同 280.0%増)

当初の計画を着実に遂行するとともに、第2四半期において、連結子会社である株式会社アドフレックス・コミュニケーションズの株式取得時に計上したのれん未償却残高3億0535万円のうち、1億7159万円を減損損失として特別損失に計上した。また業績悪化を背景として、連結子会社である株式会社日本百貨店にて固定資産の減損損失4715万円を特別損失に計上した。一方当第3四半期においては、TV Direct Public Company Limitedの株式の一部を売却したことにより、投資有価証券売却益7022万円を特別利益に計上した。
これらの結果、売上高は前年同期比6.3%減とやや下降したが、営業利益・経常利益親会社株主に帰属する四半期純利益は大幅増となった。