RKB毎日HD、放送事業収入が大部分の業種で落ち込み2021年2Q決算は赤字益に

株式会社RKB毎日ホールディングスは、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :96億0300万円(前年同期比 23.5%減)
営業利益   :マイナス4億1300万円(前年 5億8900万円)
経常利益   :マイナス3億2400万円( 同 6億7300万円)
四半期純利益 :マイナス2億1000万円( 同 3億7900万円)

主力事業である放送事業収入は、スポンサー企業の広告出稿意欲の低下等により、テレビスポットの福岡地区投下量が前年を大きく下回った。通信販売業等で出稿が増えたスポンサーもあったが、食品、輸送機器やその他サービス業等大部分の業種で落ち込み、収入は60億1200万円(前年同期比27.5%減)、営業損失マイナス4億2300万円(前年同期は営業利益4億8100万円)となった。テレビ部門は、収入50億6100万円(前年同期比29.8%減)、ラジオ部門は、収入9億5100万円(前年同期比11.9%減)だった。

システム関連事業は、前年の消費税率改正にともなうソフトウェア開発やWindows 7のサポート終了によるPC等の買い替え特需がなく収入24億4600万円(前年同期比14.0%減)、営業利益2400万円(前年同期比74.0%減)に留まった。

不動産事業は、テナント収入はほぼ前年並みだったが、RKB駐車場収入の減少により、収入5億900万円(前年同期比3.6%減)、営業利益5億1700万円(前年同期比4.1%減)だった。