サンメッセ、未定だった2021年3月期通期の業績予想を発表 売上減ながら利益確保

サンメッセ株式会社は、未定としていた2021年3月期通期の連結業績予想(2020年5月15日および2020年8月4日発表)について、数値を発表した。
新型コロナの影響により算出困難としていたが、予想を算定し公表したとのこと。なお、2021年3月期通期連結業績予想については、 今後の動向を見極めながら、適正かつ合理的な算定が可能となった時点で開示する予定。

【2021年3月期通期(累計) 連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)】
売上高   :144億6000万円
営業利益  :2800万円
経常利益  :2億円
当期純利益 :1億1300万円

新型コロナの影響により2021年3月期の連結業績予想が困難だとしていたが、現時点において入手可能な情報や予測等に基づいて業績予想を算定した。今後の需要は緩やかに回復していくものの、広告宣伝費等の削減による印刷物の減少や各種イベントの中止の影響により、売上高は前年同期を大幅に下回るとした。利益面についてもも、黒字は維持したが前年同期の実績を下回る予定。なお株式配当については、前年同様6円になる見込み。