凸版印刷、芸能人との記念撮影を体験できるサイネージ「WithShot」開発

凸版印刷株式会社は、AR技術を活用して、サイネージ上で芸能人・キャラクターなどとリアリティのある記念撮影できるサービス「WithShot」(ウィズショット)を開発の提供を開始した。

「WithShot」では、いっしょに写真を撮りたい人を選択すると、選んだ順番に画面内に動画で登場。自分の好きな芸能人達と好きな組み合わせで撮影ができる。撮影後にQRコードを読み取ると、体験した写真や動画を保存し持ち帰ることができる。なお「WithShot」は、すでに2020年3月より一部のソフトバンクショップに設置されている。

芸能人やキャラクターは、動きながら画面内に入ってくるので、静止画の撮影フレームよりも臨場感のある演出が可能だという。独自の撮影技法を用いて、体験者が画面前に立った際に芸能人やキャラクターが実際にその場にいるように感じるコンテンツを作成する。利用者は、サイネージに表示される好きな芸能人やキャラクターの組み合わせを自由に選択できる。登場するARコンテンツには「いっしょに写真を撮ろう!」や「はいポーズ!」などのセリフを言わせることが可能。

価格は短期レンタルで150万円より(1台あたり価格、コンテンツ撮影費用別途)。凸版印刷は「WithShot」の販売をスポーツイベントやファンイベントなどさまざまなイベントへ展開を進め、2025年度までに関連受注を含め10億円の売り上げを目指す。