乃村工藝社、2021年2月期2Qの業績予想を発表 コロナで受注活動が停滞

株式会社乃村工藝社は、2021年2月期第2四半期の業績予想を発表した。新型コロナの影響で予測困難なため、業績予想を未定としていたが、現時点で入手可能な情報から数値を算出した。

【2021年2月期 第2四半期(累計)連結業績予想(2020年3月1日~2020年8月31日)】
売上高   : 530億0000万円(前年同期実績 707億2400万円)
営業利益  : 20億0000万円( 同 65億9200万円)
経常利益  : 20億5000万円( 同 66億9300万円)
当期純利益 : 11億0000万円( 同 47億1700万円)

緊急事態宣言が発出されて以降、商業施設・博物館・美術館などの臨時休業、各種イベント等の延期・中止などが発生し、受注活動が停滞するとともに、施工中案件の工事中断にともない完工が延期したことなどにより、売上高は前年同期の数値を下回る見通しとなった。
利益面も、売上減少に加え、リモートワークの増加にともなう通信費やシステム関連費の増加があり、前年同期の数値を下回る見通し。