クロス・マーケティンググループ、ITソリューション事業が不調で2020年1Q決算は減収増益

株式会社クロス・マーケティンググループは、2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年3月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :46億1800万円(前年同期比 2.0%減)
営業利益   :4億2700万円( 同 4.3%増)
経常利益   :4億1200万円( 同 12.8%増)
四半期純利益 :2億5000万円( 同 30.1%増)

リサーチ事業において、国内では、主力の株式会社クロス・マーケティングを中心に営業組織体制の強化や、デジタルマーケティング領域を含む新サービスの開発・提供を実施。前年を上回る水準となったが、多くの海外拠点で営業活動・事業活動が大きく制限され、前年同四半期を下回った。全体では売上高38億3400万円(前年同四半期比1.3%増)、セグメント利益(営業利益)7億5800万円(同29.2%増)だった。
ITソリューション事業は、おおむね想定通りに受注活動が推移したが、大型の受託開発案件への対応のためリソースが集中し、他の案件対応に遅れが生じていること等により、売上高は7億7200万円(同7.6%減)、セグメント利益(営業利益)は100万円(同98.8%減)と振るわなかった。