ベクトル、CPO(Chief Privacy Officer)を新設 2020年6月1日付

株式会社ベクトルは、2020年6月1日付でChief Privacy Officer(以下:CPO)を新設し、プライバシーテック事業を展開する子会社Priv Tech株式会社 代表の中道大輔氏が、新たな役職に就任したことを発表した。
個人データの取り扱いに関する問題について、海外では早くから具体的な法整備とともに対策が講じられてきた。日本でも個人情報保護法の改正に向けた動きや、Cookieの取り扱いに関する規制強化が議論されており、データの利活用とプライバシーの保護を両立させるプライバシーテックの仕組みが必要不可欠となっている。
このような背景を受け同社は、同意管理プラットフォーム「Trust 360」をPriv Tech社より提供し、個人データの利活用における企業と生活者双方にとっての利便性を高める環境整備を進めている。
それに加えて、プライバシーテックの普及啓発においてはツールを導入するだけではなく、組織全体での課題感の共有や具体的対策の推進など、整備された組織体制下での対応も必要不可欠であると考え、その象徴であり責任者として機能する存在として、今回CPOを設置することとしたという。