フジ・メディアHD、放送事業などが好調で2桁増益を維持 17年3Q決算

株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、2017年3月期第3四半期(2016年4月1日~2016年12月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :4886億7200万円(前年同期比 3.1%増)
営業利益  :202億0100万円( 同 44.5%増)
経常利益  :266億4900万円( 同 34.9%増)
四半期純利益:225億5000万円( 同 65.0%増)

前期と同じく、放送事業、制作事業、映像音楽事業、生活情報事業は減収だったが、広告事業、都市開発事業、その他事業が増収となり、全体としては前年同期比3.1%増となった。
利益面では、制作事業、広告事業、その他事業が減益、映像音楽事業が営業損失を計上したが、主力の放送事業、生活情報事業、都市開発事業が増益となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は、株式会社仙台放送の連結子会社化による負ののれん発生益を特別利益に計上したことなどが加味されて、前年同期比65.0%増益の225億5000万円となった。