フジクリエイティブ、クラウド・ロボティクス事業会社「ラピュータ社」に出資

フジ・メディア・ホールディングス傘下のフジクリエイティブコーポレーションは1月27日、Rapyuta Robotics(ラピュータ社)へ出資したことを発表した。

ロボット市場拡大のための重要要素として、クラウドが持つ膨大な演算処理能力と、そこに蓄積された知識をベースに、ロボットを制御して各種サービスを実現する「クラウド・ロボティクス技術」が注目されている。ラピュータ社は、ロボット制御およびマルチロボットシステムの開発事業、クラウド・ロボティクス事業を行う会社だ。チューリッヒ工科大学出身のメンバーが立ち上げ、公式ベンチャーとして認定を受けているという。
今回同社が実施した総額3億5100万円の第三者割当増資を、SBIインベストメントが運用するファンド「CYBERDYNE」、およびブイキューブとともに、フジクリエイティブコーポレーションが引き受けた。
今後フジクリエイティブコーポレーションは、クラウド・ロボティクス技術を応用した演出や撮影技術を用い、革新的な各種イベント・番組制作を行っていく考えだ。