ヤフーの第3四半期決算は増収増益、リスティング広告売上が過去最高に

ヤフー株式会社は、平成25年3月期第3四半期決算を発表した。

<平成25年3月期第3四半期の連結業績>
(平成24年4月1日~平成24年12月31日)
売上高:2,450億1,400万円(前年同期比 10.3%増)
営業利益:1,354億2,000万円(同 11.7%増)
経常利益:1,367億8,900万円(同 11.5%増)
四半期純利益:831億6.900万円(同 14.0%増)

広告効果を高めるさまざまな機能の強化や積極的な販売活動の展開により、リスティング広告の売上が増収に大きく貢献した。また、ディスプレイ広告においても「プライムディスプレイ」への広告出稿が伸びた。加えて、求人、不動産などの情報掲載サービスの売上が大きく増加したほか、ゲーム関連サービス、データセンター関連の売上の伸びも売上全体の増加に寄与した。業務委託費や広告宣伝費などコスト削減にも努めたことにより、売上、利益ともに前年同四半期に比べて2桁の増加率となった。

<マーケティングソリューション事業>
リスティング広告において、検索連動型広告、興味関心連動型広告ともに売上が過去最高となったことに加え、情報掲載サービスやデータセンター関連の売上も引き続き増加した結果、売上高は598億円(前年同四半期比21.0%増)、営業利益は332億円(前年同四半期比21.6%増)となった。

<コンシューマ事業>
「Yahoo!プレミアム」の料金改定およびグリー株式会社との業務提携によるゲーム関連サービスの売上拡大により、当四半期のコンシューマ事業の売上高は283億円(前年同四半期比9.1%増)、営業利益は208億円(前年同四半期比13.2%増)となった。