ヤフーの第1Q決算、純利益7.6%増 リスティング広告売上が拡大

ヤフー株式会社は、平成25年3月期第1四半期決算を発表した。

<平成25年3月期第1四半期の連結業績>
(平成24年4月1日~平成24年6月30日)
売上高:775億9,600万円(前年同期比8.0%増)
営業利益:421億5,800万円(同 8.6%増)
経常利益:427億7,100万円(同 8.8%増)
四半期純利益:259億9,400万円(同 7.6%増)

リスティング広告の売上の伸びが売上全体の伸びをけん引した。特にスマートフォン経由でのリスティング広告の売上が大幅に拡大した。また、ディスプレイ広告では交通・レジャーや移動体通信サービス、化粧品・トイレタリー関連などの企業からの広告出稿が増
加し、売上が増加した。加えて、求人などの情報掲載サービスやデータセンター関連、ゲーム関連サービスの売上の伸びも売上全体の増加に寄与した。利益面においても、売上の拡大にともない営業利益、経常利益、四半期純利益ともに増益となった。

<マーケティングソリューション事業>
リスティング広告、ディスプレイ広告ともに売上が増加したことに加え、情報掲載サービスおよびデータセンター関連の売上も引き続き増加した結果、当四半期のマーケティングソリューション事業の売上高は514億円(前年同四半期比12.5%増)、営業利益は265億円(前年同四半期比13.3%増)となった。

<コンシューマ事業>
ゲーム関連サービスの売上が増加したことに加え、スマートフォン経由の「Yahoo!ショッピング」の取扱高が拡大した結果、当四半期のコンシューマ事業の売上高は274億円(前年同四半期比1.2%増)、営業利益は184億円(前年同四半期比3.6%増)となった。