朝日放送グループホールディングス、2022年3月期1Q決算は売上増 TVスポット収入が回復傾向

朝日放送グループホールディングス株式会社は、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高 :198億5400円(前年同期比 29.3%増)
営業利益 :6億2000万円(前年 マイナス6億7200万円)
経常利益 :7億7100万円( 同 マイナス5億1100万円)
四半期純利益 :4億4200万円( 同 マイナス3億5300万円)

コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けていたテレビスポット収入が増収となったため、主力事業である放送・コンテンツ事業の売上高が160億900万円となり、前年同期に比べ36億1700万円(29.2%)の増収となった。一方で前期に比べ番組制作の制約が緩和されたため、営業費用は番組費等が増加し、19.9%増となった。この結果、同事業の営業利益は3億5300万円となり、前年同期に比べて9億2300万円の増益だった。
ライフスタイル事業の売上高は、不動産販売収入の増収等が主な要因で増収。不動産販売の原価計上等により営業費が17.9%増加して営業利益が3億2500万円となり、前年同期に比べて3億4400万円の増益となった。