朝日放送グループHD、2025年3月期決算は増収増益 前期赤字だった純利益も黒字浮上
朝日放送グループホールディングス株式会社は、2025年3月期通期の連結業績(2024年4月1日~2025年3月31日)を発表した。
【連結経営成績】
売上高 :919億2300万円(前期比 1.6%増)
営業利益 :25億9100万円( 同 211.3%増)
経常利益 :25億600万円( 同 246.6%増)
当期純利益 :25億200万円(前年同期 マイナス8億8400万円)
放送・コンテンツ事業の売上高は785億2900万円で、前年同期比2.4%の増収となった。また同事業は、テレビスポット収入やネットタイム収入等の増加に加え、テレビコンテンツの配信収入等も増加。営業費用は0.3%の増加だった結果、営業利益は28億2400万円となり、前年同期比19億600万円(207.8%)の増益となっている。
ライフスタイル事業の売上高は133億9400万円で、前年同期比2.6%の減収。前期に落ち込んだテレビ通販の収入が番組の改編により回復したものの、不動産販売収入等で販売不動産の規模縮小等により減収となった。減収に伴い営業費用が2.0%減少した結果、営業利益は2億3800万円で、前年同期比1億3500万円(36.2%)の減益だった。
〈今後の見通し〉
2026年3月期の連結業績は、売上高925億円、営業利益27億円、経常利益27億円、当期純利益31億円を見込んでいる。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250509538915.pdf