アマナ、2020年12月期通期業績予想をすべて「未定」に変更 コロナ禍で算出困難に

株式会社アマナは、2020年12月期通期の業績予想(2020年3月4日発表)について、修正を発表した。2020年度は大幅な減収減益を想定しているが、現時点で業績予想を算出することが困難なため、予想を一旦取り下げるとしている。

【2020年12月期通期 連結業績予想の修正(2020年1月1日~2020年12月31日)】
売上高   :未定(前回発表 234億円~240億円)
営業利益  :未定( 同 3億円)
経常利益  :未定( 同 1億5000万円)
当期純利益 :未定( 同 2000万円)

同社は、第2四半期連結会計期間(2020年4月1日~2020年6月30日)において、特別損失および法人税等調整額を計上している。退居するオフィス・スタジオに係る資産について、使用期間の変更により投資額の回収が見込めなくなったため、連結・個別決算において、特別損失として減損損失5億8000万円を計上した。また、繰延税金資産の一部取崩および繰延税金負債の計上を行ったことから、連結決算において法人税等調整額1億1000万円を計上した。