トライステージ、2021年1Q決算は減収ながら前年の赤字益から回復

株式会社トライステージは、2021年2月期第1四半期の連結業績(2020年3月1日~2020年5月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :116億2900万円(前年同期比 12.4%減)
営業利益   :3億6000万円(前年 マイナス1億5500万円)
経常利益   :3億5700万円( 同 マイナス2億1000万円)
四半期純利益 :2億5600万円( 同 マイナス2億1700万円)

ダイレクトマーケティング支援事業においては、一部クライアントにて商品製造遅延による出稿控えがあったものの、消費者の在宅率向上や健康意識の高まりによって、健康食品や医薬品等のテレビ通販におけるレスポンスが好調に推移。リスティング広告最適化AIツールについては、導入企業数が堅調に増加したが、各種展示会の延期やリモートワークの影響等により商談の機会が減少した結果、事業売上高は68億9318万円(前年同期比10.3%減)、営業利益は2億5753万円(前年同期比101.6%増)となった。
DM事業においては、「ネコポス」や「ゆうパケット」等の小型宅配便への対応については堅調に推移しているものの、一部の業界にてDM発送の差し控えが生じ、事業売上高は43億0257万円(前年同期比9.6%減)、営業利益は1億2551万円(前年同期は1億6130万円の損失)となった。
その他、海外事業・小売事業なども同じく、売上高は減少したが利益率が改善し、営業利益は増加傾向となった。