大広、独自の新データ・ソリューション「レスポンスナビ」を提供開始

株式会社大広は、AI技術の活用により従来と比べ高精度なテレビ広告のレスポンス予測を行い、その予測データを基に獲得効率の改善をサポートする独自の新データ・ソリューション「レスポンスナビ(商標出願中)」を2018年11月15日よりサービス開始した。
これまでダイレクトマーケティング事業社において、出稿実績のないテレビ広告枠におけるレスポンスの予測が困難であることから、そのテレビ広告枠の購入検討時にレスポンス効率の判断が難しいことが課題となっていたが、同サービスは、レスポンスの予測データに基づく効率指標を活用したテレビ広告のプランニングを提供し、広告枠購入の判断を容易にする。
同サービスがが提供する独自の新データ・ソリューションの内容は、以下の通り。

①テレビ番組枠に対する電話レスポンスの獲得効率の改善
過去のレスポンス実績をベースにAI技術を活用した電話レスポンスの予測モデルを構築し、出稿実績のないテレビ番組枠における電話レスポンスを予測。
その予測データを活用して、獲得効率の改善が見込めるテレビ番組の選定や獲得効果・効率を最大化するテレビ番組のフォーメーション(組み合わせ)のプランニングと枠購入を継続的にサポートする。
②テレビスポット枠に対する電話レスポンスの獲得効率の改善
テレビ番組枠に対する電話レスポンスの予測モデルの構築と同様に、AI技術を活用してテレビスポット枠に対する電話レスポンスの予測モデルを構築。
テレビ局・曜日・時間帯別に電話レスポンスを定量的に可視化し、獲得に有効なゾーンやポジションなどを明確化する。これらの予測データの活用により、テレビスポット広告の獲得効率の改善に向けたプランニングと枠購入の継続的なサポートを行う。

同社は、テレビ広告のデジタルデバイス経由のコンバージョンの予測とそのアトリビューション効果の予測に取り組んでおり、今後これにより、テレビ広告とデジタル広告の統合的なプランニングを推進し、獲得効率の最大化をサポートしていくという。
また、今後テレビ広告以外のメディアの電話レスポンスとデジタルデバイス経由のコンバージョン及びアトリビューション効果の予測にも取り組む。
その他、既存顧客のLTV向上に対するテレビ広告の波及効果の予測にも取り組み、既存顧客への施策の効率化も目指していきたい、としている。