トライステージ、売上15%増 営業力と商品力の強化、コスト適正化を徹底 16年2月期決算

株式会社トライステージは、2016年2月期(2015年3月1日~2016年2月29日)の決算を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :341億3100万円(前年同期比 15.4%増)
営業利益  :8億9800万円( 同 2.3%減)
経常利益  :8億9000万円( 同 4.4%減)
四半期純利益:4億7400万円( 同 11.0%減)

ダイレクトマーケティング支援事業のうち、テレビ事業については、新業種クライアントの開拓および販売効果の高い自社通販番組の実施を新たな施策としつつ、営業力強化、商品力強化、コスト適正化を徹底。その結果、売上高および売上総利益ともに改善した。
Web事業については、Web広告提案を積極的に実施。国内大手の開発会社と新たな広告効果測定サービスの共同開発も開始した。一方、中期経営計画に基づく各施策を実行するための人員の増加を図ったこと等により、人件費その他諸経費が増加。売上高は283億178万円と前期比14.7%増になったが、営業利益は9億281万円と前期比7.7%減となった。
ダイレクトメール発送代行事業については、新規の顧客企業獲得および既存の顧客企業からの受注が好調に推移。売上高88億3,296万円と前期比17.0%増とし、前期の5,871万円の損失を、459万円の損失まで減少させた。