ニールセン、マーケティング意思決定支援システムのPOINTLOGICを買収

ニールセンは、3月16日、3日、革新的なソフトウェアの提供を通じて企業におけるマーケティングプロセスの精緻化や予算配分を改善するマーケティング意思決定支援システムのグローバルリーダーであるPointlogic社(以下、ポイントロジック)の買収を完了したことを発表した。

ポイントロジックは世界100カ国以上の広告代理店、メディア及び広告主にメディアプランニングのソフトウェアとして使われており、

ポイントロジックの買収には、ニールセンの視聴行動分析部門と消費行動分析部門のデータ資産とプランニング資産の拡大のほか、「デジタル広告視聴率」「トータル広告視聴率」「デジタル・コンテンツ視聴率」「トータル・コンテンツ視聴率」を含むニールセンのトータルオーディエンスデータの普及を世界中で推進させる狙いがある。

ポイントロジックにとってはこの買収で、Bizpoint、Brandpoint、Commspoint、PinpointおよびValuepointを含む同社の製品ポートフォリオを更に強化し、活用機会の拡大が期待される。

2社は、2014年に戦略的提携を締結し、ニールセン メディア・インパクトを共同で開発してきた。ニールセン メディア・インパクトはクラストップのメディア測定をベースとする革新的なツールで、メディアプランが販売やブランド価値に与える影響予測のための高度な分析機能の提供を通じ、利用者のメディア投資に関する意思決定を支援する。ニールセン メディア・インパクトは、同一プラットフォーム上でリーチ、レゾナンス、リアクションデータを統合する、使いやすさを特徴とするソフトウェアで、利用者のマーケティング効果の向上に貢献していくという。