新潟放送(JASDAQ)、平成22年3月期第1四半期業績 地方のテレビ局、深刻な状況

株式会社新潟放送は、平成22年3月期第1四半期の連結業績を発表した。
売上高は前年同期比7.7%減の43億1900万円、営業損益は1億5200万円の赤字、経常損益は1億2700万円の赤字、四半期純損益は1億1400万円の赤字となった。

同社主力事業となる放送事業は、同社によれば、ラジオ収入の落ち込みが深刻さを増したことに加え、テレビ収入も前期から続く低迷傾向に歯止めがかからず、放送収入は前期を大幅に下回る結果になった、としている。
収益の柱のテレビスポット広告収入は、県内広告主からの出稿は前期をやや上回ったものの、売上に占める割合の高い県外広告主からの出稿は、主要業種の大半で前期を大きく下回る水準で推移した。
この結果、第一四半期の売上高は前期比90.6%減の16億5200万円、営業損益では2300万円の赤字となった。