NISSHA、デバイス事業が想定を下回り赤字に 2019年12月期決算

NISSHA株式会社は、2019年12月期(2019年1月1日~2019年12月31日)の業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :1731億8900万円(前年同期比 16.5%減)
営業利益  :マイナス43億0700万円(前年 80億8000万円)
経常利益  :マイナス46億9600万円( 同 73億8000万円)
当期純利益 :マイナス41億3100万円( 同 43億1800万円)

今期は、非事業資産となった固定資産の売却により得た資金を元手に、重点市場を対象とした企業買収を実行。一方、ディバイス事業について、下半期は主力のスマートフォン向け製品需要が拡大したが、年初の想定を大幅に下回った。産業資材事業においても、国内工場の稼働が低下したことに加え、一部の海外工場で収益性の改善が進まなかった。
これらの結果、売上高は前年同期比16.5%減となり、利益が赤字化した。