テレビ東京HD、アニメが好調ながら市況低迷でほぼ横ばいの減収減益 2020年3Q決算
株式会社テレビ東京ホールディングスは、2020年3月期第3四半期の業績(2019年4月1日~2019年12月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
営業収益 :1098億8400万円(前年同期比 0.6%減)
営業利益 :45億0700万円( 同 4.4%減)
経常利益 :44億3200万円( 同 2.9%減)
四半期純利益 :23億4500万円( 同 12.2%減)
アニメの売上が海外を中心に好調を維持し、前年同期比20.2%増の増収となったものの、地上波の放送収入が市況低迷の影響を受けるなど前年同期比マイナス7.1%となり、連結売上高は前年同期比0.6%の減収となった。
一方営業費用は、減価償却費など4K放送に関わる費用、配信向けコンテンツを強化するための制作費が増加したが、経費コントロールを推し進め、前年同期比マイナス0.4%と削減に成功し、営業利益・経常利益の減少を一桁減に留めた。