電通グループ、米Digital Piを買収して完全子会社化 B2B領域のMAサービスを強化
株式会社電通グループは、連結子会社で海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」を通して、米国のコンサルティング会社「Digital Pi, Inc.」の株式100%を取得した。
Digital Piは、2013年に設立。B2B領域のマーケティングオートメーションのコンサルティングを手掛けており、中規模から大規模まで数多くの顧客企業に対し「Adobe Marketo Engage」の実装、コンサルティング、デマンドジェネレーション(見込み案件の発掘・創出)、キャンペーン運営などのサービスを提供している。
従業員数は現在50名で、2019年12月期の収益(Revenue)は810万ドル(約8.8億円)。
今後は、ブランド呼称を「Digital Pi, a Merkle Company」(デジタルPi・ア・マークル・カンパニー)へと改称し、より競争力の高いデータマーケティングやCRMサービスを提供する方針。