電通「世界の広告費成長率予測」発表、2020年の世界の広告費は過去最高の6,154億ドルに
株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、「世界の広告費成長率予測」を発表した。毎年2回、世界59カ国・地域から収集したデータに基づき、改定と新規予測を行っており、今回は2019年・2020年予測の改訂と2021年の新規予測を行っている。
2020年の世界の広告費成長率は3.9%、広告費は過去最高の6,154億ドルに達すると予測された。東京2020オリンピック・パラリンピック、UEFA欧州選手権、米国大統領選挙といった世界的なイベントの貢献が予想されている。同様に、2021年は3.3%とやや下がるが、3%超を維持する見込み。
デジタル広告費は、2019年に11.2%となり、世界の総広告費に占める構成比は4割を超えた。2020年も10.5%の二桁成長が予測されている。
世界の総広告費に占めるデジタル広告費の割合は、2021年には48.3%まで伸長する見込み。