ファンコミュ、通期業績予想を修正 特損発生もアフィリエイト好調で情報修正
アフィリエイト広告を手がける株式会社ファンコミュニケーションズは、平成21年12月期通期業績予想の修正を発表した。
売上高は前回予想より10億円増(14.5%増)の79億円、営業利益は前回発表より2億円増(19.2%増)の12億4000万円、経常利益は前回発表より2億6000万円増(24.3%増)の13億3000億円、当期純利益は前回発表より1億円増(16.9%増)の6億9000万円となった。
ジョイント・コーポレーションが東京地方裁判所に会社更生手続開始の申立てを行ったことに伴い、同社発行の社債を担保債券とするリパッケージ債償還不能による損失約9900万円と、ソフトウェア除却に伴う損失3100万円を特別損失として計上したが、それを上回る業績となり、上方修正に至った。
同社は、費用対効果の高い広告であるアフィリエイト広告が再評価され、「すごもり消費」など消費者サイドの節約志向もネット利用促進につながり、主力サービスであるパソコン向けおよび携帯向けアフィリエイト広告サービスが順調に推移している、としている。