フルスピード、事業は好調ながら人件費がかさみ利益減の低調推移 2020年2Q決算
株式会社フルスピードは、2020年4月期第2四半期の業績(2019年5月1日~2019年10月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :108億2100万円(前年同期比 4.3%増)
営業利益 :4億9100万円( 同 24.0%減)
経常利益 :4億8800万円( 同 22.5%減)
四半期純利益 :2億9100万円( 同 27.3%減)
インターネットマーケティング事業においては、中堅企業を中心にサービスを拡販。国内で蓄積されたマーケティングノウハウの海外展開を実施した。ヘルスケア関連領域の事業構造の転換も進めたが、事業売上高は41億0512万円(前年同期比8.0%減)に留まった。
アドテクノロジー事業においては、顧客満足度向上に取り組む一方で、動画広告市場に向けてブランディング広告に特化した取組を開始。子会社である株式会社フォーイットにおいては、自社開発したアフィリエイトプラットフォーム『afb』が順調に事業拡大した結果、事業売上高は77億1807万円(前年同期比9.7%増)と好調だった。
その他、情報メディアサイトの運営、広告ソリューションにおいて付随して発生するWebサイト、バナー、およびLP制作等の売上高は2億6917万円(前年同期比20.4%減)だった。
これらの結果、全体の売上高は伸長したが、人件費など販管費も増加。営業利益は前期比で大きく減少した。