電通と中国Trip.comグループが戦略的業務提携、訪日中国人富裕層に向けサービス提供
株式会社電通は、中国・上海に本社を置くTrip.com Group Limited(Trip.comグループ)と戦略的業務提携を締結した。
Trip.comグループは、中国国内で3億人超の会員を有する旅行サービス「Ctrip」のブランド展開をしており、世界規模では4億人の会員を保持している。流通や販売の知見、中国人インサイトに加え、地域グループ各社のネットワークを活用した地域ブランディングやプロモーション活動により、今後は日本の旅行資源の開発、全国各地方への訪日中国人の増加を目指しているという。2018年12月期の売上は311億元(約4,950億円)で、従業員数は40,000名超(うちコールセンター約17,000名)。
戦略的業務提携の第1弾として、「日本のその地方でしか出会えない体験・モノを厳選した、地方旅の高級セレクトショップ」をテーマに、Ctripの中国向けオンライン旅行サイト内に、訪日中国人富裕層に向けたサービスを、2020年春よりスタートさせる。