オプトHD、シナジー投資事業が振るわず利益が赤字に転換 2019年3Q決算
株式会社オプトホールディングは、2019年12月期第3四半期(2019年1月1日~2019年9月30日)の業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :625億7300万円(前年同期比 2.3%減)
営業利益 :マイナス5億4200万円(前年 12億2300万円)
経常利益 :マイナス3億7200万円( 同 12億6000万円)
四半期純利益 :マイナス3億7000万円( 同 12億3600万円)
マーケティング事業では、新規顧客の獲得に加え、クライアント企業のデジタルシフト支援を統合的にサポートする提案営業、ソリューション開発、自社プロダクトの開発に注力。大手領域において一部既存顧客における広告予算の抑制は継続したものの、2019年上期よりナショナルクライアントを中心とした大型の新規案件獲得に注力した結果、当四半期の売上高は前年同期比7.8%増の205億7600万円だった。販売管理費の抑制にも努めたが、粗利率が低下したこと等により、営業利益は同14.4%減、経常利益は同15.0%減となった。
一方、シナジー投資事業は、売上高3億2000万円(前年同期比65.1%減)、営業損失5億4500万円(前年同期は営業損失1億5400万円)、経常損失4億8500万円(前年同期は経常利益1億2300万円)など、減収減益となっている。