竹田印刷、消費増税の駆け込み需要で物販事業が大躍進 2020年2Q決算
竹田印刷株式会社は、2020年3月期第2四半期(2019年4月1日~2019年9月30日)の業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :173億4100万円(前年同期比 3.7%増)
営業利益 :1億8200万円( 同 20.2%増)
経常利益 :2億3500万円( 同 24.4%増)
四半期純利益 :1億6000万円( 同 23.9%増)
印刷事業では、システム構築、データ収集・分析、ロジスティクスサービス、事務局運営、各種BPO、販促イベント支援などのサービスレベルを向上させるとともに、それらを複合的に組み合わせたワンストップソリュー
ションの提供に注力した。一方、印刷設備稼働に直結する商業印刷物の受注が伸び悩んだことに加え、原材料価格の高騰も重なり、利益面で苦戦。セグメント売上高は110億2700万円(前年同期比0.5%減)、営業利益は400万円(同95.0%減)となった。
物販事業では、消費増税の駆け込み需要を取り込んだこともあり、資材販売ならびに機械販売ともに好調に推移。利益率の高い自社ブランド機械の販売が堅調に推移したことや広告宣伝費や修繕費などの経費削減の効果もあり、セグメント売上高は66億1400万円(同4.5%増)、営業利益は1億6900万円(同131.6%増)と、利益が大きく伸びた。