マクロミル、商材販売は進むも為替の影響などが大きく減収減益 2020年1Q決算

株式会社マクロミルは、2020年6月期第1四半期(2019年7月1日~2019年9月30日)の業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上収益  :98億8200万円(前年同期比 4.9%減)
営業利益  :12億1200万円( 同 23.6%減)
税引前利益 :11億0200万円( 同 15.6%減)
四半期利益 :7億5300万円( 同 16.3%減)

日本および韓国事業セグメントにおいては、デジタル・マーケティング関連商材の売上が堅調に推移したものの、大口顧客を中心にマーケティング・リサーチへの支出を抑制・削減する動きがみられ、セグメント全体の売上収益が減少。一方、厳格なコスト・コントロール施策を実行したが、日本および韓国事業セグメントの第1四半期連結累計期間における売上収益は、75億9300万円(前年同期比6.3%減)、セグメント利益は10億7700万円(同23.8%減)となった。
その他の海外事業では、主力の広告プリテスト商材の販売が進んだものの、為替による悪影響がその伸長を打ち消す形となり、売上収益はほぼ前年同期並み。費用面も人件費の増加があり、加えて新規事業拠点の開設によるコスト増もあったものの、為替による影響がその増分をほぼ打ち消す形となり、その他の海外事業セグメントの第1四半期連結累計期間における売上収益は、23億1300万円(前年同期比0.0%減)、セグメント利益は1億3400万円(同22.3%減)だった。