東北新社、利益率の改善により売上減ながら利益は大幅増 2020年2Q決算
株式会社東北新社は、2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :286億9400万円(前年同期比 1.5%減)
営業利益 :15億4200万円( 同 275.8%増)
経常利益 :17億7100万円( 同 235.7%増)
四半期純利益 :9億8900万円(前年 マイナス22億9400万円)
広告プロダクション事業は、CM制作部門において制作受注が前年同期並みだったため、売上高は前年同期比0.6%減の123億7700万円。利益率の改善により、営業利益は31.7%増の11億3800万円だった。
コンテンツプロダクション事業は、音響字幕制作部門の受注が好調なこと、またデジタルプロダクション部門の事業再構築による費用減や利益率の改善も寄与し、売上高3.7%増の64億9000万円、営業利益275.5%増の5億1800万円で増収増益となった。
メディア事業は、前年同期にあった大型イベントが当第2四半期にはなかったことや、関連チャンネルの再編にともない、売上は7.3%減の74億5800万円。利益面においては、4K関連設備の償却費の負担増等がありましたが、関連チャンネルの運営効率化による費用減により、営業利益は908.9%増の2億1300万円だった。