電通、中国・上海のECエージェンシー「EBP」を買収 ECソリューション領域を強化
株式会社電通は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」を通して、中国のEコマースエージェンシー「Shanghai EBP Internet Technology Co. Ltd.」(EBP)の株式を100%取得することに、同社株主と合意した。
EBPは、2012年に設立し、中国における有力ECエージェンシーとして急成長してきた。2018年12月期の収益(Revenue)は2,512万人民元(約3.8億円)で、従業員数は82名。
現在は、アリババ等のマーケットプレイスを主としたECのコンサルティング、市場開拓戦略の策定、統合マーケティングコミュニケーションから、オンラインストアの運営、顧客体験の最適化、ブランドのデータ活用等を、顧客に対して提供している。
今後は、EBPのブランド呼称を「EBP, an iProspect Company」(EBP・アン・アイプロスペクト・カンパニー)へと改称し、より競争力の高いEコマース統合マーケティングサービスを提供する計画だ。