朝日新聞社、新聞以外のモデルを模索 新聞読まない35歳に「参考ピープル」

朝日新聞社は、利用者同士がコメントやホームページをクリップできるWebサービス「参考ピープル」のベータ版を開始した。
7月30日、築地本願寺で記者会見を開催。

報道関係者に加え、多くのブロガーを招待したほか、朝日新聞社のアカウントにてTwitterでの生中継や、ニコニコ生放送でも会見の一部を生放送するなど新聞社としては異例の会見となった。
朝日新聞社「参考ピープル」記者会見

「参考ピープル」は、新聞を読まない35歳前後を対象にしたケータイ専用サービスで、身近な話題や提示されたお題についてケータイから簡単に文章を投稿できるミニブログ機能や、ケータイサイトをクリップできるソーシャルブックマーク機能を備えたサービス。
同社はこれまでキャリア公式サイトでの課金型ニュースサイトの運営を行ってきたが、今回は公式サイト化をせず、広告収益を中心としたモデルとする。
広告収益は初年度2億円を見込んでいる。