オズマPR、社内インキュベーション組織『社会潮流研究所』を設立
株式会社オズマピーアールは、社員自らが考えビジネスシーズを発掘し、事業化に向けて調査・研究・開発を手がける組織『社会潮流研究所(通称「ウズ研」)』を立ち上げたことを発表した。まずは2つのプロジェクトを採択、事業化にむけた取り組みを2019年9月2日より開始している。
テクノロジーの進展に伴い、生活者を取り巻く情報接触環境が大きく変化するなか、コミュニケーション活動が企業、団体、個人にとって機会となるだけでなく、脅威となりうるケースが増えてきている。またスタートアップや社会起業家に代表される幅広い経済活動の担い手が活躍し、新たなエコシステムやコミュニティが形成されるなど、昨今、PRエージェンシーに対するニーズも多様化している。
同社は、このような経営環境の変化を踏まえ、従来のPRサービスにとらわれない、社会課題の解決を目指す新たなコミュニケーションサービス創造へのチャレンジを目的として、ビジネスシーズの発掘から、調査研究、事業化までをワンストップで行う社内インキュベーション組織『社会潮流研究所』を設立。同社グループ全社員が参加可能な公募で集まったビジネスプランの中から、第1期は『SDGsに関するコンサルティングサービス』『スタートアップ向けコミュニケーションサービス』の2つのプロジェクトを採択した。
同研究所の所長には同社代表取締役社長 八田祥孝氏が就任、社外アドバイザーとして、日本広報学会 副会長 上野征洋氏、法政大学社会学部メディア社会学科 准教授 藤代裕之氏、株式会社博報堂 執行役員 嶋本達嗣氏が参画している。