アイレップ、ローカルリスティング事業に参入

株式会社アイレップは、ローカルビジネスのマーケティング支援事業を開始すると発表した。第1弾として、世界150以上の検索サイト、SNS、マップ上での正確な情報発信を可能にするプラットフォーム「Yext(イエクスト)」を活用したローカルリスティング事業に参入する。
検索する主要な端末がスマートフォンになって以後、外出中や外出予定先の位置情報と、店舗・商品・サービスを組み合わせた検索クエリ(ローカル検索)は増加し、スマートフォンユーザーの50%がローカル検索を行ったあとに実際に店舗に足を運んでいるという調査もある(出典:”Understanding Consumers’ Local Search Behavior” Google, 2014)。つまり店舗を持つ企業はアクセス方法や営業時間、取扱う商品やサービス、写真といった情報を適切に展開してローカル検索のニーズに応えることで、集客を強化することができる。しかし、ローカルニーズに対応するためのデジタル施策を十分に行っていなかったり、店舗移転等で住所や店舗名称が変更しているにもかかわらずオンラインでは更新をしていないといったケースが目立ち、事業参入の背景にはこういった現状がある。
同社はローカルリスティング事業に参入するにあたり、Yextと販売パートナー契約を締結。Yext Listingsは、GoogleやApple、Facebook、Amazon Alexa、Yelpなど150以上の検索エンジン、SNS、マップ、アプリへ自社情報を一括配信することができるため、多店舗を展開する企業のローカル情報も同製品を通じて一元管理することで、常に適切な情報をユーザーに届けられるようになるという。