TOW、売上は微減ながら収益率を向上させ過去最高益を更新 2019年6月期決算

株式会社ティー・オー・ダブリューは、2019年6月期通期(2018年7月1日~2019年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(2018年7月1日~2019年6月30日)】
売上高   :162億7800万円(前年同期比 2.5%減)
営業利益  :19億9500万円( 同 9.3%増)
経常利益  :20億1700万円( 同 7.7%増)
当期純利益 :13億4500万円( 同 11.4%増)

売上に関しては、既存銘柄の受注が堅調だったことに加え、新規銘柄の中・大型案件を複数取込むなど受注領域の拡大や案件単価の上昇につながった。ただし前年にあった地方での大型案件の反動があり、最終的には、前年同期比2.5%減となった。
一方、収益については、「付加価値の高い提案による適正利益の確保」「大型の低営収案件の減少」「原価管理の徹底」「販売費および一般管理の厳格な管理」を全社的に推進したことで収益率が向上。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が、4期連続で過去最高を更新した。