GMO、ドメインレジストリ事業に新会社設立で参入 通販会社や大手企業ターゲットに
GMOインターネット株式会社は28日、記者会見を開き、GMOドメインレジストリ株式会社を新に設立し、新ドメインの申請・運用代行とマーケティング支援事業を開始すると発表した。
gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)とは、「.com」や「.net」など一般的な利用を目的に使われるドメイン名で、今回同社は新gTLDを一元的に管理する国内初の会社(レジストリ)となる。
同社は新トップレベルドメインとして、「.shop」ドメインを今秋に申請。
2010年からEC事業者に向けて提供を開始したい、としている。
実現した場合、月額100円以下の価格を設定、他社には出来ない価格設定によりEC事業者のドメインシェア獲得を進める。
また、同社は今後大手企業や地方自治体向けに「.企業名」や「.地域名」のトップレベルドメインの申請や取得までをサポートを予定しており、地方自治体に対してはドメイン申請などにかかる費用約2000万円を同社が負担するなどして、ドメインの共同運営を行うなどの提案も用意するとしている。
記者会見ではGMOインターネット株式会社代表取締役会長兼社長 熊谷正寿氏と、GMOドメインレジストリ株式会社取締役 大東洋克氏が、新会社について説明した。