トヨタ自動車、マーケティングの新会社を設立

トヨタ自動車株式会社は、マーケティング活動の一層の強化を狙いに、国内市場対象のマーケティング業務を中心とした新会社と、グローバルでのマーケティングの実践・支援ならびに、関連するトヨタ子会社の統括・支援を行う新会社を、本年秋以降に設立し、2010年1月1日より事業を開始すると発表した。

国内マーケティング新会社は、トヨタの国内営業本部内の宣伝機能を母体に設立。
マーケティング支援・統括新会社は、トヨタの営業企画本部内の海外地域向けマーケティング支援機能を母体に設立する。
マーケティング支援・統括新会社は、国内マーケティング新会社および、広告代理店「株式会社デルフィス」、メガウェブ等を運営する「株式会社アムラックストヨタ」、ショッピングセンターやオートモールの企画・運営などを行う「株式会社トヨタオートモールクリエイト」を100%子会社化し、各社の統括・支援の役割も担う。
2つの新会社は、トヨタから別会社化することで、業務の専門性と機動性を高め、「顧客を向いた活動」に重点をおいた、現地現物のマーケティング活動を進めていく。
更に、「顧客」のニーズを迅速かつ的確に把握し、タイムリーにトヨタへフィードバックすることにより、トヨタの商品開発や販売の改革にも繋げていくことも視野に入れた活動を行っていく。