クリーク・アンド・リバー社の2019年決算、過去最高の売上高ながら利益は今後の事業基盤の整備に投資
株式会社クリーク・アンド・リバー社は、2019年2月期(2018年3月1日~2019年2月28日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績】
売上高 :295億6900万円(前年同期比 10.7%増)
営業利益 :15億7800万円( 同 12.6%減)
経常利益 :15億8500万円( 同 13.1%減)
当期純利益 :9億6900万円( 同 12.1%減)
孫会社であるCREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co.,Ltd.が連結子会社から持分法適用関連会社に異動したことによるマイナス要因もあったが、当連結会計年度における売上高は、クリエイティブ分野(日本)を中心に、順調に推移。過去最高の売上高となった。
利益面においては、2018年10月に実施した東京エリアにおけるグループ拠点の移転・集約に伴う一時費用や、人員増加に伴う費用、新たに設立や子会社化した新規事業への投資等により、前年同期実績を下回る結果となった。ただし実質ベースでは、制作スタジオを核としたプロデュース事業及び人材派遣等のエージェンシー事業を中心に大きく伸長しており、今後の収益化に向けた事業基盤の整備が着実に進展したとのこと。