博報堂DYHD、AI×秘密計算技術の活用でEAGLYSと共同研究を開始 資本業務提携も締結

株式会社博報堂DYホールディングスは、EAGLYS株式会社の株式を取得し、資本業務提携を行った。
EAGLYSは、データを暗号化したまま学習・推論・分析を行う技術「SecureAI」の研究開発を中心に、ハイパフォーマンスな秘密計算、AI・データマイニングの技術を扱うスタートアップ企業。秘密計算技術を使うことで企業は、部門・組織を超えてデータ資産をセキュアに積極活用できる。
博報堂DYグループでは、グループポリシーである生活者発想を実践すべく「“生活者データ・ドリブン”マーケティング」の対応力を強化することに注力しており、生活者DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム) と企業の保有するデータとの連携をより安全かつ高度に行うことを目的に、今回の提携に至ったとのこと。
今後両社は共同で、秘密計算技術によるAI技術を活用したデータ連携、分析モデル・システム構築等の研究を進め、安全かつ有用なデータの利活用に向けた研究開発、実証実験を行っていく方針。